2024年問題の積載量を解決!スリップシート活用による物流改善
スリップシートとは
スリップシートとは、シート状の段ボール、厚紙、樹脂などで作られた荷役用のシートでシートパレットとも呼ばれています。通常のパレットは厚みが150㎜程度ありますが、スリップシートの場合は3~5㎜程度の厚さです。
切り替える事で、段積みして保管・輸送する際に高さの部分を削減すること可能となります。
パレットよりも10~15%程多く積み込むことができ、業務、物流の効率化を図ることができます。
さらに重量を比較した場合、木製パレットですと1枚あたり20~30㎏ありますが、スリップシートは約1㎏程度で、誰でも簡単に運ぶことが可能です。
※通常パレットのように爪を差し込むスペースがない為、スリップシート(シートパレット)の荷役には、フォークリフトではなくプッシュプルリフトが必要になります。
ナビエース製スリップシートの特徴
重量物を得意とする段ボール会社が製造する段ボール製スリップシートです。
・自社製造なのでリードタイムが短くコストが安い
・寸法、形状のオーダーメイドが可能
・ワンウェイなので返送管理の人員/コストが不要
・常に新品で衛生的かつ洗浄、検品が不要
https://premium.ipros.jp/nb-npi/product/detail/2000359887/
荷積み作業も効率化したスリップマスターの取り扱いもございます。
スリップシートでの作業性向上 スリップマスター|提案事例|強化段ボール包装のナビエース (nabiace.co.jp)
2024年問題の解決策に
2024年4月から施行される働き方改革の法改正によって、トラックドライバーの労働時間規制が厳しくなる影響で人手不足が深刻化し、トラック便を手配する事が難しくなると予想されます。労働時間には荷待ち・荷役時間も含まれておりますので、手積み・手降ろしといった「手荷役作業」をいかに改善、効率化することが求められます。
パレット化する事で荷役時間は短縮できますが、同時にパレット分の配送スペースを確保する必要がある為、積載量が少なくなってしまいます。
スリップシート(シートパレット)の荷役には専用リフト(プッシュプルリフト)が必要にはなりますが、「手荷役作業」の改善、効率化を図るとともに、通常のパレットを使用するよりもトラックへの積載率を上げることが可能になります。
物流の効率化にスリップシートを検討してみてはいかがでしょうか。