鉄鋼業界のカーボンニュートラル/物流における課題を解決します!

鉄鋼業界が抱えている課題
自動車、建設、機械など多くの産業の基盤となっている鉄鋼業の製品出荷額は、2024年度では製造業全体の5.6%にあたる約20兆円を占めています。また、日本の輸出においては、主要品目のひとつでもあります。
このように日本経済において重要な役割を担っている鉄鋼業が、現在抱えている大きな課題としては、業界として“カーボンニュートラル”への取り組みが必須となっていることがまず挙げられます。これは日本の産業部門におけるCO₂排出量のうち、鉄鋼業が約40%を占めているためです。(下図参照)
主な要因は大量生産型の産業であり、高炉内で大量の石炭を燃焼させ鉄鉱石を還元して鉄を作り出す製法によるところが大きいです。
そしてもうひとつの課題は、物流における梱包の面で“木材による梱包”が主流となっていることが挙げられます。ご存じのように、鉄鋼製品はその大きさもさることながら、重量も数トン~数十トンと非常に重く、梱包の多くを木材梱包に依存しているのが現状です。しかし、木材梱包にはその作業の特殊性から作業が属人化していること、さらに2025年問題に始まる労働力不足により、今後の作業の担い手が不足する問題があります。
出典:環境省「2020年度(令和2年度) 温室効果ガス排出量(確報値)について」
2つの課題を同時に解決
この2つの大きな課題を解決できるのが“ナビエース”です。
ライフサイクルアセスメントの点から段ボールのキログラムあたりのCO₂排出量を算定すると、およそ0.733 CO₂/㎏です。これに対し木材の場合は1.902 CO₂/㎏であり、木材から段ボールへ素材を変えることでCO₂排出量を約61%削減することができます。素材として軽量でキログラムあたりのCO₂排出量が少ない段ボールを用いた梱包にすることで、GHGプロトコルに定めるスコープ3にあたるCO₂排出量の削減に繋がります。
また、段ボール梱包にすることで老若男女問わず誰でも梱包作業ができるようになるため作業の属人化がなくなり、梱包・開梱時間も大幅に削減できます。
木枠から段ボールへの切替事例はこちら▶ 40年来の課題を解決!脱木枠、オール段ボール包装へ!
鉄鋼新聞様に取材いただきました▶ 2025年2月4日 鉄鋼新聞に当社の記事が掲載されました
こちらの取り組みは鉄鋼業界に限らず、同じような製品・物流形態となっている非鉄金属業界でも同様の効果が得られます。
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