環境対応時代に選ばれる段ボールパレットとは
近年、企業には脱炭素や資源循環への対応がこれまで以上に求められるようになっています。製品や包装材だけでなく、物流現場で使用される輸送資材についても、環境負荷低減の観点から見直しが進んでいます。
特に、
- 輸送時のCO₂排出量削減
- 使用後の廃棄物削減
- リサイクルの推進
- 輸出時の運用負荷軽減
といった課題への対応が重要視されています。
また、EUではPPWR(Packaging and Packaging Waste Regulation:包装・包装廃棄物規則)が発効されるなど、包装廃棄物の削減や資源循環を促進する動きも加速しており、企業にはサプライチェーン全体での環境配慮が求められつつあります。
こうした中、環境対応と物流効率化を両立する選択肢として注目されているのが、段ボールパレットです。
段ボールパレットが注目される理由
段ボールパレットは木製パレットや樹脂パレットと比較して軽量であることが大きな特長です。パレット自体の重量を抑えられるため、輸送時の積載効率向上につながるほか、輸送に伴うエネルギー消費やCO₂排出量の削減にも貢献します。
また、使用後は古紙としてリサイクルできるため、廃棄物の削減と資源循環の両立が可能です。企業の環境目標達成への取り組みを後押しする資材としても注目されています。
さらに、木製パレットで必要となる燻蒸処理・熱処理などへの対応が不要であることから、輸出業務の効率化にもつながります。環境面だけでなく、物流現場の運用負荷軽減という点でも導入メリットがあります。
| 項目 | ナビパレット | 木パレット | 樹脂パレット |
|---|---|---|---|
| 軽量性 | ◎ | △ | 〇 |
| 製造時のCO₂排出量 削減効果 |
◎ | × | △ |
| 使用終了後の処理 | 古紙として リサイクル可能 |
焼却処理など | 焼却処理など |
物流資材にも求められる環境配慮
これまで環境対応というと、製品や一次包装を中心に語られることが一般的でした。
しかし近年は、企業の環境負荷をサプライチェーン全体で評価する動きが広がり、物流資材についても環境配慮の観点から、見直しの動きが広がっています。
その背景の一つが、EUのPPWRをはじめとする資源循環を重視した制度や規制の強化です。企業には、包装材だけでなく、その輸送を支える物流資材についても、リサイクル性や廃棄物削減への配慮が求められるようになっています。
段ボールパレットは、軽量性による物流効率化と、高いリサイクル性による環境負荷低減を両立できる選択肢の一つです。環境対応と業務効率化の双方を実現する物流資材として、今後さらに活用の場が広がることが期待されています。
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